7月23日に開幕したオリンピックでしたが、17日間の熱戦が昨日8月9日に幕を閉じました。
コロナ禍が拡大する中、大部分で無観客となるなど異例の大会となりましたが、薄氷を踏むバブル作戦 によりオリンピック由来の感染拡大を回避出来て、閉会式を迎えることができてよかったと思います。大会関係者の皆様方、本当にお疲れさまでした。
今回のオリンピックでの日本のメダル獲得数は、金27 銀14 銅17 計58個 と素晴らしい結果となりました。金メダルでは、米国39個・中国38個に次いで3番目の獲得数となりました。アスリートの皆さんが培われてきた努力が発揮されたものと考えます。メダル獲得の有無にかかわらずアスリートの方々の競技に取り組む姿と、お互いをリスペクトすることから醸される連帯感に感動と勇気をもらいました。スポーツがもつ力は本当に素晴らしいものだと感じ入りました。コロナ禍との戦いはまだまだ終息を見れないですが、少なくとも人間にはコロナには負けない崇高な精神性があることをスポーツの素晴らしさを体感することで認識できたのではないかと思います。今回のオリンピック開催には意義があったのではないでしょうか。
さあ、次回オリンピック開催はフランス２０２４です。どのようなオリンピックになるのか楽しみですね、きっと人類の英知が輝く未来の姿につながるオリンピック大会になることと期待いたします。
東京２０２０パラリンピックが間もなく開催となりますが、人間の持てる力と技は何物をも凌駕できると信じて進みたいものです。
一般社団法人日本メートル協会 代表理事（CEO）木内 成人
