皆さん 令和3年5月26日(水)午前10時より、一般社団法人日本メートル協会 第一回 定時社員総会が開催されましたので報告させていただきます。
今回の社員総会は、昨年7月15日に協会が設立されてから初めての総会であります。コロナ禍終息の明確なマイルストーンがなかなか見えてこない状況が続いていますが、設立から本年3月31日に至る第1期事業年度の取組み実績と決算資料、4月1日からの令和3年度事業計画など4議案について報告並びに提案を行い、全議案ともご承認をいただきました。
以下は、総会資料から掲載した、「事業報告と新事業年度の事業計画と運営体制」についての記事であります。 ご高覧いただければ幸いに存じます。
代表理事(CEO) 木内成人
理事(COO) 木内一恵
事 業 報 告
令和 2年 7月15日 から 令和 3年 3月31日まで
1.法人の状況に関する重要な事項
(1)当該事業年度における事業の経過および成果
当年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響を受け、経済活動の停滞や個人消費の低迷が続く等厳しい状況となりました。景気の先行きにつきましては、各種政策効果や海外経済の改善により持ち直していくことが期待されましたが、感染再拡大による国内外経済の下振れリスクや金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があり、全体としては不透明な状況が続きました。
このような状況下、一般社団法人 日本メートル協会は令和2年7月15日に法人登記を済ませ、コロナ禍の第二波・第三波感染拡大影響による社会情勢の変化を鑑みつつ、本格活動への準備を進めて参りました。
個々人が保有する技能や才能を最大限に発揮できる基盤とネットワークを社会に提供し、持続可能な活力ある社会の発展に貢献することが協会理念であります。
人生100年時代、当協会では個々の方が持っておられる技能や才能を発揮していただいて、生きいきと活躍されますようお手伝いをさせていただく所存です。
AI(人工知能)が急速に発達する現況においても、生まれてから今日までに培って来た経験と技能を使って各々の得意分野で新しいアイデアや技術を練って作品やサービスをクリエイトすることは人間に備わった素晴らしい能力であり、AIには出来ないことであります。
AIはデータベースを分析して結論を見つけ出すことは得意ですが、創造することは苦手です。皆様方お一人お一人は、様々な経験と技能や才能をお持ちのメートル(Maitre)であります。Maitreとは、フランス語で「先生」・「お師匠さん」の意味です。
当協会では、コロナ禍に於いて巣ごもり消費やこれまでより多くの時間を自宅で過ごす新しい生活様式の定着が進む中、色々な分野のメートル(先生やお師匠さん)が活躍されるネットワーク基盤を提供させていただくことで持続可能な生き生き活力ある社会創りに貢献したいと考え、令和2年8月に協会公式ホームページを立ち上げました。又、ブログページに於いては、日々是好日につながる情報発信を都度続けてまいりました。
(2)対処すべき課題と令和3年度事業計画
新型コロナウイルス感染対策のワクチン接種がようやく始まりましたが、現在拡大中の第四波に続く更なる感染症拡大の懸念は、依然として払拭出来ない状況です。
又、景気回復につきましては2極化が進み、わが国経済は今後も不透明な経環境が続くものと予想されます。
このような状況下において当協会と致しましては、協会理念に基づいた本格的な活動を目指すと共に、皆様がコロナ禍に負けないで生命力とヒューマンな知恵と創造力を発揮され、素晴らしいライフコース(人生行路)を進まれるように、魅力あるネットワークの構築を推進してまいる所存であります。
具体的な事業計画といたしましては、次の6施策を主として進めてまいります。
① 協会公式サイト運営の更なる充実と拡充
② メートル相互間のコラボレーション企画の実施
③ メートル各位の活躍について広く発信する情宣活動
④ 協会が企画するライセンス商品・サービスの販売・提供
⑤ その他突発的な事象発生への対応体制強化
⑥ 上記施策を推進するために必要な追加基金の募集と引受勧誘活動
以上、社員および関係各位に置かれましては、ご理解ならびに御協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
2.業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項
当法人は、法令等の定めるところに従い、以下の体制を整備し業務の適正確保に努めてお ります。
業務の適正を確保するための体制理事の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
① 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に対する体制
② 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
③ 理事の職務が効率的に行われることを確保するための体制
④ 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
⑤ 理事が社員に報告すべき事項の報告をするための体制
⑥ 業務の決定が適正に行われていることを確保する体制
以上のような諸体制を推進し、業務の適正向確保に努めますと共に、社会の構造変化に対応し、長期的な業務運営基盤の確立を進めてまいります。
社員ならびにステークホルダーの皆様におかれましては、何卒変わらぬご支援ご鞭撻を賜わりますようお願い申しあげます。